不要になった楽器の処分方法4選
ギターや電子ピアノ、フルートなど、演奏しなくなった楽器が自宅に眠ったままになっているという人は、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
引越しや大掃除のタイミングで楽器の処分を考えている人のために、この記事では不要になった楽器の処分方法や、売却する際のポイントを詳しく解説します。
①楽器買取専門店で買い取ってもらう
真っ先に思いつくのは、楽器買取専門店に買い取ってもらう方法です。
ピアノやエレクトーンなど重量のある楽器は、専門店に買い取ってもらうのが一般的です。
楽器の種類やメーカー、使用状態によっては高値で買い取ってもらえる可能性があります。
ただし、有名メーカーの物ではない楽器や、状態が悪い楽器だと買取価格がつかないケースもあります。買い取ってもらえた場合でも、楽器の買取相場と比較して価値が低いと査定されると、買取価格がかなり低くなります。
二束三文にしかならないこともあり得るので、もともとが高価な楽器だった場合はショックを受けるかもしれません。また、出張買取に対応していない店の場合、自分で持ち込む必要があるため時間と労力がかかります。
②粗大ゴミとして自治体に出す
2つめは、粗大ゴミとして自治体の収集に出す方法です。
お住まいの自治体によってルールは異なりますが、小型の楽器なら一般的な家庭ゴミとして処分できるケースもあるため、自治体のホームページなどを参照して、ゴミの出し方のルールをよく確認しましょう。
ギターやピアノなど大型の楽器を処分する場合は、粗大ゴミとして扱われます。
粗大ゴミとして出す場合は、自治体の粗大ゴミ回収を受け付けている窓口に問い合わせて、処分にかかる手数料を支払うためのシールをコンビニなど指定の販売店で購入します。
処分する楽器に購入したシールを貼って、回収日に指定された場所へ楽器を出します。
問い合わせからシールを購入するまでの手間と時間がかかるので、忙しい人には煩わしく感じるかもしれません。
③フリマアプリやネットオークションに出品
3つ目は、楽器を愛する人に使ってもらう方法として、フリマアプリやネットオークションへの出品するという方法があります。
欲しい人に直接買ってもらう形になるので、専門店での買取よりも高値で売れることが期待できます。
ただ、下記点がデメリットになりやすいです。
- 値下げ交渉やクレームにも対応しなければならない
- 楽器の掃除が大変
- 見栄えの良い写真を撮るのが難しい
- 梱包作業が面倒
フリマアプリやネットオークションに出品し慣れていない人は、大変な思いをした割には期待した価格で売れず、骨折り損だったという結果になる可能性もあります。
④不用品回収業者に依頼する
4つ目は、不用品回収業者に回収を依頼する方法です。
回収費用は必要ですが、業者によっては楽器の買取をしてくれる場合もあります。
もし、楽器以外にも不用品がある場合は、まとめて回収を依頼することでさらにお得に処分できる場合もあるため、ついでに処分するものがある時は、特におすすめの方法です。
ただし、買取対応を行っているかどうかは業者によるので、見積もり時によく確認しておきましょう。
楽器を高く買い取ってもらうポイント
大切に使ってきた楽器をせっかく売るのですから、少しでも高く買い取ってもらいたいですよね。
ここからは、楽器を高く売るためのコツについてお伝えします。
汚れやホコリを除去する
楽器を売る時には、見た目の印象がとても重要です。
表面の汚れやホコリを取り除くのはもちろん、可能な限りキレイな状態になるよう細かいところまで丁寧に掃除することをおすすめします。
表面についた指紋などの汚れをしっかり拭き取り、金属パーツなども専用のクロスで磨いてピカピカにしておきましょう。
付属品もしっかり揃えておく
楽器本体を単独で売るよりも、ケースをはじめとした付属品がしっかり揃っている方が高値が付きやすいです。
できる限り、購入した時に近い状態で持ち込みましょう。
型番や品番を把握しておく
型番や品番によって、楽器の買取価格に違いが出てくることもあります。
事前に正確な型番や品番を把握していれば、買取価格の交渉がスムーズです。
人気の再燃している型番であれば、高値で買い取ってもらえる可能性もあります。
まとめ
不要になった楽器の処分方法と売却する際のポイント、コツを解説してきました。
楽器はもともとの価格が高価である場合が多く、比較的新しいモデルで保存状態が良い場合は高値で買い取ってもらうことが期待できます。
演奏しなくなった楽器を長期間放置していると、どんどん状態が悪くなってしまう一方。
手放すことを考えているのでしたら、できるだけ早い方がお得です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。