物を捨てられない人の特徴とは?
物がなかなか捨てられず、家の中はどこも物であふれていて常に散らかっているというお悩みはありませんか?
私の周りにも、物を捨てられない人は結構いるんですが、実は思考や行動パターンにいくつかの共通点があります。
そんな「物を捨てられない人」の特徴について見ていきましょう。
特徴①いつか何かに使うかもと考えている
物が捨てられない人にありがちな思考の中でも典型的なのが、「いつか何かに使うかもしれないから、とりあえず残しておこう」というものです。
もう何年も着ていない洋服や、もらいものの食器、包装紙や紙袋など、そのほとんどは全く使わないまま眠っているのではないでしょうか。
「いつかまた使うかもしれない」物だらけで、物がどんどん溜まっていく大きな原因となってしまいます。具体的に使う時期が決まっているもの以外、「いつか」は永遠に来ない可能性大です。
特徴②人から貰った物だから捨てられない
人から貰った物を捨てることに罪悪感を感じる人は、とても多いです。
たとえあまり気に入っていないものであっても、くれた人の気持ちを思うと捨てるなんて失礼だと思ってしまいがち。
物を大切にする姿勢は素晴らしいですが、どこかで線引きをしないとキリがなくなります。
使わないのに場所を取っている物だらけになっている状況の方が、物を捨てるよりも罪かもしれませんよ。
特徴③思い出のある物だから捨てられない
家族や友人、恋人との思い出がたくさん詰まった物は簡単に捨てられない、という人も多いですね。
写真や手紙、もらったプレゼント、お揃いで買ったキーホルダーやマグカップなど。
時には懐かしく思い出して眺めることもあるかもしれませんが、思い出の品の数がどんどん増えてくると、収集がつかなくなるのではないでしょうか。
「物を捨てられない人」が物を捨てるための5つの方法
物を捨てられない人の心理傾向や行動パターンには、いくつかの共通した特徴があることを理解していただけたと思います。
ここからは、実際に部屋を片付ける際に避けて通れない、物を捨てるための5つの方法を解説していきます。
①床に物を全部並べてみる
まずは、床に物を全部並べてみましょう。
捨てられずに溜め込んでしまっている物全体を見て、現状をしっかり把握するところからスタートです。
何となく溜め込んでいた物の多さや、必要な時に探しても見つからなかったために重複して買ってしまった物の存在に気づくはずです。不要な物をピックアップして、テキパキと捨てていきます。
②1年以内に使っていない物は捨てる
①でも捨てられなかった人は、「1年以内」に使った物かどうかという基準を固定しましょう。
そうすることで判断基準が明確になるので、何を残して何を捨てるのかの判断スピードが上がり、物を捨てやすくなります。
③買う前に戻ったとしたら、同じ物を同じ料金で買うか自問自答してみる
②でも捨てられなかった人は、「もし過去に戻り、買う前の自分に戻れたとしたら、同じ物を同じ料金で買うか」を自問自答してみることで、物を捨てやすくなります。
ついで買いやまとめ買い、衝動買いをしがちな人は、こまめに問いかけることをおすすめします。
安易に物を買っては家の中に物を増やしてしまう習慣が、きっと改善されるはずです。
④第三者と一緒に必要か不要か考える
③でも捨てられなかった人は、片付けの現場に立ち会ってもらいましょう。
第三者と一緒に必要か不要か考え、意見してもらうことで捨てやすくなります。
一つずつ考え出すと時間がかかりすぎる人、考えた末に残す物ばかりになってしまい、結局いつも捨てられず片付けが進まなかった人も、この方法なら背中を押してもらえるはずです。
⑤捨てるのが嫌なら売ってみる
④でも捨てられなかった人は、捨てることを諦めて売ってみましょう。
フリマアプリやネットオークションを利用して売ることで、もったいないという感情が和らぎ、物を手放しやすくなります。誰かのもとで役立ててもらえるなら、罪悪感に苛まれることもなくなりますよね。
捨てたい物がたくさんあるなら不用品回収業者に任せよう!
物を捨てるための5つの方法をご紹介してきました。
これらの方法を実践した結果、捨てたい物がたくさん出てきて分類ができたら、後は不用品回収業者に任せることをおすすめします。
捨てたい物がたくさんあると、それぞれの処分方法を調べたり捨てること自体が面倒になってきたりして、結局また捨てられなくなってしまいがちです。そうならないためにも、
捨てるものが決まれば、不用品回収業者に早めに回収してもらいましょう。
不用品回収業者は、回収依頼の受付時間や作業対応時間が長く、24時間受付しているところも多いです。平日の日中はもちろん、土日祝日や深夜・早朝でも対応してくれて、最短即日対応も可能。
また、不用品の量が多いほどお得になる定額プランを用意している業者もあります。
まとめ
物が捨てられない人には、無意識のうちに物を溜め込んでしまう思考グセや行動パターンがあるものです。
自分にとって本当に必要なもの、大切にしたいものだけを手元に置くようにすれば、物を捨てられない人を卒業できます。
罪悪感を感じずに物を捨てるコツを知り、繰り返し練習をしていけば、やがて習慣として身についていくでしょう。